2019年3月13日2 分
本日、静岡県袋井市の葬祭会館で行われた相続セミナーにお邪魔して、
火葬車の展示とZutto petのセレモニープランについてご案内させていただきました。
袋井市と隣接している森町は、【中遠聖苑】という公営斎場があるのですが、
中遠聖苑では動物火葬を行っていないために、
ペット火葬をご要望される場合は我々のようなペットセレモニー事業者に
ご依頼いただくことになります。
このような地域では、特に自分たちの存在意義を強く感じますし、
オーナーさんたちにとってもペット火葬に関して
「こういう選択肢があるんだ」と知っておいてもらうことは、
意味があるのではないかと思っています。
ところで、タイトルの「ペット火葬の副葬品」ですが、
今日ご説明をした方からもご質問をいただきました。
皆さん関心が高いもの一つかと思います。
Zutto petでは、副葬品についてご質問いただいた場合、
「基本的にはお断りしていますが、
少量のお花やペットフードであれば問題ありません。」
というお答えをしています。
また、金属・ガラス製品はお断りしています。
では、副葬品が多いとどんな問題があるのか、というと
一番は「お骨が変色する可能性がある」ということです。
あまりに量が多い、もしくは水分が多いものを一緒に火葬すると、
遺骨に副葬品の色素が移ったり、ススがついて黒く変色してしまうことがあります。
意外に紙製品はススが出やすいので、
Zutto petでは、火葬の際にはお棺から出てもらっています。
また、ガラス製品・プラスチック製品などは、
見た目無色であっても含まれる化学物質が燃焼して
「酸化○○」などに物質が変わることで
その物自体が青や黄色に変化することもあります。
こういったものは燃焼しきるのにかなり高温が必要なので、
特に燃え残りやすい、そして遺骨に付着しやすいものになります。
金属類はそもそも燃えないので、
火葬の妨げになることもあるためにお断りしています。
とはいえ、首輪についているくらいの少しの金属であれば、
問題ありません。
「お気に入りのおもちゃを持たせてあげたい」
「好きなご飯を持って天国に行けるように」
というお気持ちは十二分に分かっているつもりですが、
大切な家族の最期の姿をキレイに保つためにも、
ペット火葬の副葬品についてはご理解いただきたいと思います。