今日はとてもとても良い天気でした。
14:00くらいに移動中の車で気温を見たら
27℃もありました。
夏日!ですね
そんな快晴の中、セレモニーホール浜昇殿の施設を使って
動物葬祭ディレクターによる
『ペットの終活セミナー』を開催しました。
会場入り口では火葬車の展示も行いました。
ほとんどの方が実物を見るのは初めて、ということで
「あれは何の機材?」
「どんな仕組みなの?」
など興味をもっていただけました。
【セミナーの内容】
本日のセミナーでは近隣の方以外にも
報道関係の方や遠路静岡市清水区からも
ご参加いただきました。
お話した内容は
・ペット火葬のプランについて
・万が一の時のために知っていてほしいこと
・これまでのペット葬儀でいただいたよくある質問
・ペットロスについて
などを自身の経験を交えお話ししました。
【いただいたご質問など】
セミナーにご参加いただいた方には
終了後にアンケートをお願いしていますが、
その中にあったご質問とそれに対してのお答えについて
ひとつご紹介したいと思います。
Q.公営斎場・ペット葬事業者に頼らず、
ペット葬儀・ペット火葬・埋葬(土葬)を行った場合、
何か罰則や問題点はあるの?
A.浜松市、および近隣の市町村では、
ペット(動物)の火葬埋葬に関する条例はありません。
従って、特に公営斎場・ペット葬事業者へ依頼しなくとも
ペット葬儀や埋葬(土葬)を行うことに問題はありません。
ただし、仮に住宅地などでご自分でペット火葬を行うのは
屋外での焼却(いわゆる野焼き)に該当するとして
禁止されているととらえていただいた方がよいです。
別のブログでも書きましたが、
動物火葬は悲しいことに法的には“焼却”扱いなので、
屋外での焼却=煙やにおいで周囲に迷惑をかける可能性がある場合は
禁止されているということになります。
Zutto petのペット火葬車は、確かに車の上部に煙突がありますが、
これは廃熱のための設備で煙は出ません。
火葬炉を2段階に配置することで、黒煙の元である
不完全燃焼物質が発生しないような仕組みなっていますので
ご安心ください。
過去、ペットと人間の付き合い方というのは
今とは違うものであったと思います。
今のように完全に家族の一員という感覚ではなく、
あくまで「飼育動物」として屋内に入れることも少なかったと思いますし、
亡くなった時も自分の敷地内に埋めて土葬して弔う、というのが
半ば常識であったと思います。
だからこそ、本日いただいたご質問のように
「自分たちでペット葬儀をやっていけないのか?」と
疑問に思う方がいることも自然なことだと言えます。
これは昔の方が決してペットを愛していなかったわけではなく、
そもそもペットと人間の“距離感”が今と違っていただけで、
弔う気持ちに差は無いはずです。
しかし、現代ではお家の中で一緒に暮らし、寿命が延びていることもあり、
より同じ家族という意識を持つ方が多くなっています。
弔う気持ちは一緒でも、時代ごとにあった形があります。
その、現代の「ペットを弔う気持ち」に合わせて
ペット葬儀・ペット火葬をお手伝いしていきたいと思います。
本日ご参加いただきました皆さま、
ありがとうございました。
実家のニャンコについての身の上話が多くて、
自分語りになってしまった点は
同じ動物を愛する者としてご容赦ください・・・
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