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動物への新型コロナウィルス感染

8月3日、日本国内で初めて

ヒト以外の犬への新型コロナウィルス感染が

確認されたそうです。



【犬2頭への感染が確認】

ネットニュースなどによると、

新型コロナウイルスに感染した飼い主から預かった犬2頭が

PCR検査の結果、陽性だったとペット保険「アニコムホールディングス」が

公表したそうです。

国内でヒト以外のペットで陽性が確認されるのは初めて。


この2頭のワンちゃんはいわゆる「無症状状態」とのことです。



【海外ではどうなのか?】

これまでもアメリカ・イタリア・ベルギーなどで

ヒト以外の犬や猫への新型コロナウィルス感染事例が報告されているそうです。


感染流行地となったイタリア北部では

ペットの犬540匹と猫277匹を対象に検査を実施したところ、

PCR検査で犬猫ともに陽性はゼロだったが、

抗体検査では犬の3.4%、猫の3.9%が陽性だったそうです。

新型コロナウイルスに感染した飼い主の犬や猫の方が、

抗体検査の陽性率は高かったとも言われています。



【家族の為に飼い主ができること】

新型コロナウイルスへの感染を100%防ぐ手段はありませんが

手洗い・3密は避けるなどの基本的なことを守り、感染予防をすることは

人・ペット問わず家族を守ることにつながります。


その上で、

・熱っぽい時はペットとの距離は保つ

・咳が出る時はマスク

・ペットに触れる前後には手洗い・消毒

・キスをする・顔などを舐めさせる・口うつしで食べ物を与える行為は避ける

・人混みにはなるべく連れていかない

・猫は外に出さない

などが対策として考えられるのではないでしょうか。



【冷静・理性的な対応を】

今のところ、ヒトから犬・猫の感染事例はありますが反対はありません。

つまり、犬や猫から人に新型コロナウィルスが感染したことはないのです。


当然、絶対に無いとは言えませんので注意は必要ですが

ことさらに恐れて犬や猫をいじめたり、飼育放棄などしないように

冷静な姿勢が求められると思います。


「家族を守る」という点でできる事は

きっと人でも動物でも同じです。


新しい生活様式やソーシャルディスタンスに気を付ける

「ウィズ コロナ」の生活は

動物と暮らす人たちにも必要なものになっているようです。



※この記事は公開時点での情報を基に書かれています。

 今後の調査・研究により変化していくものもあるかもしれません。

 記事を読まれる際は公開日にご留意ください。

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