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品種・性別による遺骨の違い

更新日:2021年5月3日

ワンちゃん・猫ちゃんはじめ、同じ種の動物でも

品種によって体格に違いがあります。

そのため、ご遺骨も品種により差があります。



【ワンちゃんの場合】

ワンちゃんは品種(犬種)によって見た目も大きく違い

大別して小型犬・中型犬・大型犬に分類されると思いますが、

これに比例してご遺骨も大きさが変わります。


とはいえ、品種によっては部位ごとの大きさも変わってきます。

例えば、ビーグル・ミニチュアダックスなどの犬種は

体格の割りに頭のお骨が大きい印象です。

(経験的な印象です)



【猫ちゃんの場合】

猫ちゃんの場合は品種(一般的ではないですが”猫種”というそうです)

によってワンちゃんほど体格に差はありません。


しかしペット火葬を執り行い、お骨になってもらうと

体格以上にお骨が太い子、細い子の違いがはっきり分かり

かなり品種ごとの差を感じます。

これも経験上の印象でしかありませんが

アメリカンショートヘアなどアクティブな性格の猫種は

運動量も多いのかお骨もしっかりしているように思います。


反対にソマリなど体も比較的小さめで大人しい子は

お骨もほっそりしています。

スコティッシュフォールドも一般的に少し体が弱い種類と言われますが、

お骨もその印象通りかなと思います。


一番しっかりしているなと思うのは

MIX(いわゆる雑種)の子です。





【性別・年齢による違い】

どんな種類の動物にも共通していますが、

性別・年齢によっても違いがあります。


やはり高齢の子の方がお骨は弱くなっており、

火葬の際にお骨が折れる・割れるということが起こり得ます。

また性別によっても違い、女の子の方がお骨も細いです。


この辺りはヒトでも女性の方が骨粗しょう症になる割合が高いことからも

何となくイメージがつくかなと思います。




もちろん同じ品種でも体の大きさが違えば

また変わってくることもあるでしょう。


また生活環境の影響も大きいのではないでしょうか?

ずっとお家にいてあまり運動をしない子よりも

お外で遊ぶような子の方が骨格、おそらく筋肉もしっかりしています。


…最近はご近所事情でお外で遊ぶニャンコは少ないでしょうが……



ご遺骨からも動物たちがどんな性格でどんな生活をしてきたのか

ある程度感じ取ることができます。


今まで人生を一緒に歩んだ動物たち、

ご遺骨も個性があって同じということはまた一つとないと思うと

生前の姿は見えなくなってもおそばにいた時を

思い出させてくれるのではないかと思います。



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